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北京五輪野球終了

昨季と殆ど戦力が変わらない(シーズン前にはダウンだと言われていたが、結果的には併殺打王と怠慢守備がなくなっただけだった)にもかかわらず、今季大躍進を遂げている西武を見ていて野球は意外と首脳陣がものをいうということを身にしみて感じている。

そういう観点から言って、今回の日本代表の首脳陣には最初から何を期待していいやらさっぱり分からなかったので(むしろ代表選考での「最後」「名誉」を盾に取ったやりたい放題に怒り心頭)、今回の結果には残念ではあるが全然驚かない。キャプテンの宮本も最初からずーっと辛気くさいことばっかり言ってたし、唯一チームを盛り上げてくれそうだった川崎は自分の怪我で勢いを殺がれたし。何をかいわんやだよ。

G.G. はあのナリでメンタルは弱い方なので、最初から星野ではうまく扱えないだろうと思っていたが、それが最悪な方向で出てしまったのはどうにもこうにも。つうか、やっとライトが様になってきた守備下手にいつもと違うポジション守らせてまんまと潰してくれやがって。今年は諦めるにしても、来年以降も駄目だったらどう責任取ってくれるんだ……あーくそ腹の立つ。……米国の友人が分かるようにと G.G. にしてもらった登録名も、国際映像のテロップでは普通に Takahiko SATO になってて泣けた。

投手は打者より大きな舞台で失敗する機会が多いだろうから、憲伸と岩瀬は何とか大丈夫だといいなと思うのだけど、どうなんだろうか。それにしても、中日のファンも胃が痛かろうな……。

ところで、トラックバックは五輪の話題ってだけで送ってくるやつがウザいので、最初から閉じちゃいますね。


グダグダ野球観戦記:球団通算3999勝と4001勝

今日からお盆休み。夏期休暇はまた別途取るんですがね。

さて、一昨年のちょうど今頃、球団 2000 勝を達成した西武ライオンズ。そして今年は球団 4000 勝ということで、たった 2 年で 2000 勝も……って、んなわけあるか! 実は、今まで「西武ライオンズ」のみで構成されていた球団史が、今季からその前身である西鉄ライオンズ、西鉄クリッパーズまでを含むものに訂正されたのでした。これにより、球団発足年は本拠地を所沢に移した 1979 年から一気に 1950 年まで遡り、数々の球団記録も改訂されたというわけです。……結果的に「いつの間にか過ぎた」節目の試合を見ると、松沼兄弟や松坂大輔など、球団史に輝く投手がちゃっかりメモリアルを踏んでる辺りがおかしい。

今まで「西武ライオンズ」だけが正史であった理由については Wikipedia の埼玉西武ライオンズの項にある程度の推測がありますが、ここ数年で西武を応援するようになったふうこには真偽のほどは分かりません。ともかく、西武の球団史に西鉄ライオンズが入ったことで、今季は神様、仏様、稲尾様の稲尾和久を始めとするかつての西鉄ナインを称えるイベントや、西鉄ライオンズ時代の復刻版ユニフォームを通じて Good Old Days なプロ野球が身近になってきたのは確かです。西鉄のユニフォームかっこいい。

で、そういう時に何故か狙ったように見た 3999 勝目と 4001 勝目のグダグダ観戦記は続きから。前から 8 月 10 日と 12 日だけ観る予定になってたのさ……。

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グダグダ野球観戦記:2008年前半戦終了

……といっても、今年はオールスターの開催が遅めだったので、多いところは既に 100 試合を消化しているのですが。残り 40 試合ちょっとって、もう佳境ですがな。しかもそのうち20試合くらいは五輪組を欠いた状態っていう……うーむ。

話は変わりますが、この間ラジオで対オリックス戦の実況を聞いていたら、ベンチレポーターがオリックスのコーチのどなたかに監督が代わって一番変わったのはどんな点かという質問をした時の談話を伝えていました。こちらにおいでのお客様はプロ野球(特にパ・リーグ)に詳しい方が少ないかと思うのでいちいち書きますけども、今季のオリックスは 5 月にコリンズ前監督が突然辞任・帰国してしまい、大石大二郎ヘッドコーチが代行を務めています(2008年8月2日、正式に監督に就任)。

で、前述のコーチは、先の質問に対して失敗しても選手を怒らなくなったことと答えたそうです。自分が(コーチとして)怒らなければと思った時でも監督に選手は一生懸命やっているんだからと止められるということでした。……どっかで聞いたような話だ。デーブコーチが埼玉西武躍進の秘密と称する取材に応じて TV に出る度に言っていること。渡辺監督は結果論で選手を怒らない選手が失敗したら、まずい指示を出したベンチの責任。所謂のびのび野球ですな。実際、ここのところのオリックスは開幕時のどん底からじりじりと上がってきていて、いまや A クラスを伺うような雰囲気を見せています。五輪招集による戦力ダウンもないし、8 月は侮れない相手になるはずです。

翻って、何かで聞いた楽天のコーチの談話。うちの選手は、ベンチと野球をしちゃうんだよねぇ。選手に常に考える野球を求め、考慮の足りないプレーをすると試合中でも今のプレーの説明をしろ!と叱り飛ばすという野村監督。選手はそんなノムさんの考えに合う野球をしようとして、対戦相手より自軍ベンチの意向を気にしてしまいがちなのだという。そんな楽天、交流戦後は負けが込んで、A クラスからするすると最下位まで滑り落ちています。こういう話を聞くと、いいか悪いかはともかく、今の選手は特にメンタリティの部分で昔とは違うのだなぁという感じがします。

さて、枕話はこれくらいで、前半戦最後のグダグダ観戦は続きから。もしかすると、今年のホーム観戦はこれで最後か、あと 1 回くらいかも。

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北京五輪野球日本代表背番号発表

ふふふ……。早口で 3 回言ってみたくなりませんか>タイトル。長いだけで滑舌的に難しいとこはないけど。以下、単なる徒然話。

全日本野球会議は25日、北京五輪の野球日本代表選手の背番号を発表した。また西武G・G・佐藤は、本人の希望により五輪でも「G・G・佐藤」で登録されることになった。

G.G.よ……何故そこに拘る。と思ったら、ちゃんと記事になってた。

法大卒業後、米マイナーリーグに所属した時から『G・G』を名乗ってきた。「愛着があるし、五輪でG・Gの名前を見たら米国時代の知人が思い出してくれるかもしれないから」と説明。

そうか。久しぶりのお友達が見てくれるといいね。

で、スポーツ報知の背番号に関するニュースのタイトルが以下。

註:強調はふうこによる

えっ、フォーカスそっち!? しかも本文にはナカジマの話どころかナガシマの話すらないんだが。

しかし、ダルビッシュが田中マーくんの背番号を取り上げてエースナンバー 18。そういや、何でプロ野球のエースナンバーって 18 なんだろうな? あと、捕手の 27 番とか左腕エースの 47 番とか……。で、ググってみて見つけたのがこんな記事。

ベストアンサーに選ばれた回答
ライオンズの帆足和幸投手。

ちょっ 帆足を思い出すなら、先に工藤を思い出そうよ! いくら何でもここ最近の印象ばっかりすぎだろ。


グダグダ野球観戦記:2008年セ・パ交流戦あたりの戦績

最近、西武が勝った日のスポーツニュース以外で楽しみにしている TV 番組がひとつあります。それは NHK『ケータイ大喜利』。生放送中に携帯電話からお題に対する答えを送る視聴者参加番組で、今年の正月の夜にたまたま見かけてからファンになりました。応募数は回が進むごとに指数関数的に増えているようで、もはや番組で読まれるかどうかは宝くじ的な確率ですが、相方と二人、短い時間で一生懸命これってどう? 面白くない?とネタを出し合うのが楽しいです。

で、その『ケータイ大喜利』の一番最近の放送予定だった 6 月 21 日深夜のこと。西武は負けちゃってがっかりだけど、今日はこれがあるからと眠い目をこすりつつ TV の前で待っていたところ本日はプロ野球中継延長のため休止となりました。……。あう。

野球中継の延長による他番組の休止や時間移動は、野球ファン以外にはずっと問題視されてきたことだけど、地上波の中継はファンの裾野を広げるために必要だと思うから、野球ファンとしては容認したい。したいけども、果たして放映時間がかぶったわけでもない番組まで休止にする必要はあったんだろうか? この番組は視聴者参加型だけに他の番組よりも万難排して TV の前で待っていた人が多かったはずで、その不満の矛先が野球中継に向いてしまえば、せっかく中継を最後までやってもらっても長い目で見て野球にいい流れを呼ぶことにはならないだろう。局内の「優先順位」諸々については知る由もないけれど、視聴者的にはこれって一番ダメな選択だったんじゃね?という気がひしひしとする今日この頃。

そんなこんなで、2008 年セ・パ交流戦+ 1 試合のグダグダ観戦記は「続き」から。

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