グダグダ野球観戦記:2006年開幕
- 2006-03-27 14:15
- 何のかんのと野球好き
- comments (0)
- trackbacks (0)
- E
2006年3月25日、パリーグ 2006 年ペナントレース開幕。もちろん今年もインボイス SEIBU ドームへ詣でました。今年は何故か優勝年の翌年より話題が満載で、観戦記も通常をはるかに上回るグダグダっぷりですが、ついてこいよー!(嫌だよ)
さて、2週間前に相方が押さえた座席は内野指定、後段の1列目。おや、いつもより後ろだね。ふたを開ければ開幕戦3試合の合計動員数が10万人とのこと、世間的には WBC 効果だと言われているようですが、西武に限っては多分「あの人」効果だろう。それでも指定席だからいいや、とプレイボール 30 分前を狙ってのんびり行ったら『和田べん』が売り切れてた orz 今日の目的のひとつだったのに…。今年はビジター行脚が入るから、ホームゲームに何度行けるか分かんないんだよぅ。
ま、一般的な本日の目玉は何と言ってもトリノ五輪女子フィギュアスケートシングルの金メダリスト、荒川静香さんの始球式でしょう。TV でも背中にピンク色でSHIZUKA 1
とプリントされた西武のユニフォームを着て登場した姿が各局のスポーツニュースで流れていました。投球フォームで「あの姿勢」を勝手に期待している人も多かったようですが、普通に振りかぶってサイドスロー(あれ?)でしたね。ていうか、あんなに後ろに反ったらまずボールが前に飛ばないから! KAT-TUN 並にボークだし(旬ネタ)。でもやっぱしキレイでしたよ。ありがとうプリンスホテル! あ、それとも球団代表のコネ?(現在の球団代表はカルガリー五輪男子スピードスケート 500m 銅メダリストの黒岩彰氏)…去年はお笑いトリオ『ネプチューン』の二人だったもんな…いまだに何故ホリケンがいなかったのかが分からない。
と、一般向けな話題で暖めておいて、話を始球式の前に戻しますが。開幕セレモニーの前には WBC へ参加した和田さんと松坂の優勝報告会が催されました。うわぁい(*^^*)。が、僕自身は何もしませんでしたが
というコメントに涙…。2次リーグ以降は結局出番がなかったのですよね。WBC の中継でアナウンサーが言うことには、尿管結石でフルスイングできない状態だったということでした。だったらとっとと帰国して日本で調整しろ
とは血も涙もない相方の弁。それはまぁ西武ファンとしては一理あるけどさぁ、松中(ソフトバンク)に何かあったときに代わりがいないのは困るでしょうが。…何もなかったけどな。レフトは多村(横浜)が大活躍で、入る隙すらなかったけどな。グラウンドで姿が見られなかったのは残念でしたが、TV 中継ではベンチが映る度に目を皿のようにして探したふうこでした。だってほんとに日本代表ユニフォーム似合ってたもん~。
そんな和田さん、今日の打順は6番指名打者(DH)。やっぱり調整不足だし、オープン戦の間に試してた打順で行きたいということもあったらしい。先発投手はかねてから予想された通り西口。去年はノーヒットノーランを寸前で逃し、完全試合の記録を逃し(事実としては逃してないと思うのよ!)、最多勝も逃してしまいましたが、打線の援護がまるでなくても集中力を切らさず淡々と投げる姿が印象的でした。ついでに契約更改では一瞬だけ(松坂…いや、ソフトバンク斉藤だったか?が更改するまで)パリーグ現役投手最高額をマーク。今年も頼むよ~。
そしてその西口の相方に選ばれたのが、何と高卒ルーキー炭谷。新人の開幕スタメンマスクは日本のプロ野球では実に 51 年ぶりの快挙だとか。さすがに乗ってるなハードゲイ(だから銀仁朗
って呼んでやれ)。
さらに対戦相手のオリックスにもメモリアルが。元巨人軍にして、かつてここインボイス SEIBU ドームで炭谷と同じく高卒大物ルーキーとしてデビューした清原のパリーグ復帰第1戦です(ちなみにデビューは開幕2戦目、炭谷にはバッターボックスからすごいなお前
と声をかけたそうです)。おかげで3塁側も客入ってる入ってる。番長
の二つ名に恥じない清原、試合前に右翼側外野席に一礼して拍手を受けていました。それにしてもパリーグのファンは優しいなぁ。セリーグだったら巨人に行った選手なんか国賊扱いだがな(ひどい偏見)。まぁ大体2度とは戻ってこないが。
さて、肝心の試合ですが。序盤は毎回ランナーは出るものの、両チームとも決定打に欠ける展開。そんな中でもふうこ的に一番脱力だったのは4回裏。1回裏に先制するも4回表に追いつかれた西武、3番中島がノーアウトからヒットで出塁するもなかなか進塁することができず、2アウトランナー2塁で和田さんへ。どきどきしながら見守っていると和田さんから私に向かってラブアプローチファウルフライが! もしかして、取らなきゃダメ? いや怖い! とおどおどしていると、子どもがそのボールを追って私にスライディングタックルをかまし、足下にあったビールのカップをひっくり返してしまった。こぼされただけならまだいいが、タックルの勢いで隣に座っていた人の応援フラッグまでがそのビール溜まりの中へ…。ショックでしばらくこぼれたビールを見つめている間に、和田さんからセンター前に抜ける勝ち越しタイムリーが飛び出す。…打つところ見逃したじゃん!
しかも塁に出た和田さん、リードを大きめにとっている時に牽制球を送られ、1塁に滑り込んだ手が…ベースに届かない。一瞬、場内全体が「ぽかん」という雰囲気に包まれ、オリックスの一塁手がえーっと?
といった風情でグラウンドに長々と伸びて動けない背中をぽんと叩いて3アウトチェンジ。いろいろと力が抜けた瞬間でした。ああああ。
そして6回、今日は制球が今ひとつの西口がついに捕まり、3点を献上。マウンドを降りました。…制球というか、今日の主審はストライクゾーンが異様に狭かった感じ。相手の投手もあんまりいいとこ入ってなかった気がする。西武のバッターが1球目からぽかすか内野ゴロ打ってるからあまり目につかなかったけど。その後さらに1点を追加され、既報の通り 5-2 の敗戦でした。
気づいてみれば、9安打でたった2点。「打てない」という印象はなかったが、1番栗山、5番中村で打線がぶつ切りになってた。一番打たなきゃいけない打者が打ってないから負ける。特に8回の満塁のチャンスをモノにできなかったのは痛かった…。ま、この二人はまだまだ若いし、今日は固くなっていたということだから、明日は頑張ってね。炭谷も敗戦、盗塁阻止失敗が1と反省材料はあるものの、プロ初安打(高卒新人捕手の開幕初安打は史上初だそうだ)も記録して将来性は十分見せつけてくれたと思う。ズンドコ細川と野田が可哀想だが、そこはやっぱりプロだから。みんな頑張れ。
それに、一説には今日のシチュエーション(冬季五輪金メダリストの始球式/敗戦/西口負け投手)は西武が優勝する年の開幕戦のパターンにはまっているんだそうだ。そんなジンクスとも何とも言い難い希望を胸に、今年も行くよ、グダグダ観戦。
さて、次回観戦は何と来週(^^; ビジター行脚第1弾として、幕張へ対千葉ロッテ第1回戦を観に行くことが決定しております。近場は早めに片付けないとね。で、GW は第2弾で対日ハム戦を観に札幌へ行く予定。…飛行機とんなきゃなー…。
Received Comments(投稿順)