グダグダ野球観戦記：2006年春
- 2006-04-17 19:09
- 何のかんのと野球好き
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はい、今月２回目のグダグダ観戦、相手はまたしても千葉ロッテ。2006年４月15日、対千葉ロッテ第５回戦＠インボイス SEIBU ドームです。
桜吹雪が舞っているものの、まだ日陰は肌寒い所沢。いつも通りプレイボール 30 分前に到着すると、今日は珍しく一塁側外野自由席、内野自由席まで満席と出ています。ついでに３塁側外野席も。「所沢市民応援デー」だからかなと思ったけど、あれは先着 1000 名な上に席は内野指定なのよね…。とにかく本日の入場者数は 23,000 人、当社比 20% 増し？ やっぱ強いと人が集まるってことかしら。そんなだもんで、また「和田べん」買いそびれたorz
ファンクラブのポイント登録の行列（これが長い長い）に並んだ相方を待つ間にグッズショップを見回ってみたら、選手のグッズに混じって開幕第１戦、第２戦の始球式に登場した荒川静香選手と岡崎朋美選手の写真をフィーチャーしたグッズが。…。商魂たくましいなぁ。
さて、今日の西武の先発はまたしても西口。今シーズン３回観に行って、３回とも西口。どうもローテーションにはまってしまっているようだ。対するロッテの先発は全然知らない人。…いや、ごめんごめん。西武の選手も一生懸命覚えてるところだからさ。で、WBC にも出てた遊撃手西岡は昨日の試合で負った怪我でスタメンから外れ、何故かいーまーえーもスタメンから外れている。…あ、普通に言えってか。今江です、いまえ。昨年の日本シリーズの MVP。どうもあの応援歌の節回しで呼んじゃうのですよね。…えーと、何が言いたいかといえば、つまり何ていうか、今日のロッテの先発オーダーは西武的には負ける気がしない
という感じの状態だったわけですよ。それが、何を間違ったのか…
初回に１点、４回にも２点でいつもの勝ちパターンに入ってほくほく、今日はさすがにゆっくり見られるだろう
と思った７回表。相変わらずストライクが入らない西口がまたしても崩れ、四球などでランナーを溜めた挙句、昨年のルーキーだという全然知らないやつ（いやだから西武の選手も(略)）に走者一掃の逆転満塁ホーマーを食らう。にーしーぐーちー。頼むよ、ホント…こんな演出要らないからorz
が、その裏の西武の攻撃。ひょうきんなキャラクターと豪腕が繰り出す長距離弾が絶好調、人気も評価も急上昇中の G.G.佐藤が塁に出て、次打者は FA で西武を去った豊田の人的補償という形で移籍して来た江藤。ふうこ的には元広島の主砲だ。貧乏球団（哀）を FA で抜け出し、長距離打者大好きの巨人に迎えられたはいいが成績は今ひとつ振るわず、通算 350 号にリーチをかけた状態で足掛け３年を過ごした江藤。折りしも今日は自身 36 回目の誕生日、一打逆転の場面に回ってきた打席。ホームランバッターとしてはできすぎのシチュエーション。ここで打ったら漢だ、という場面でキタコレ！ 350 号２ランホームラン！ 打った瞬間それと分かる
というのはこういうことだろうという美しい弾道で、思わずボールを追って立ち上がってしまいました。打球は打ち出した時の美しさそのままにロッテファンが呆然と立ち尽くすレフトスタンドへ吸い込まれていきました。…いや、ちょっと嘘。やつら結構一生懸命拾ってた。
ところが。感動的なほど完璧なホームランでキレイに逆転を決め、さぁあと２イニング押さえてチームの勝利でさらに花を飾りましょう、と思った瞬間が悪夢の始まりだった。８回表にマウンドに登った西武の２番手三井は１点のアドバンテージを守りきれず、西武の誇る内野のザルっぷりが発動した上に開幕以来調子の出なかったロッテのマリンガン打線に火が入る。９回には３番手田崎がめたくそに打ち込まれ、打者一順半、７失点で KO。そのまま試合は終わってしまいました。ええええええー。負けたこと自体は 100 歩譲ってそんな日もあるか
でいいが、９点差って。９点差って。ひ、酷すぎる…。今日の試合は、今季を振り返った時に間違いなくグダグダ試合のひとつとして数えられるだろう。
そんなわけで、こんな試合の話をだらだらするよりもグダグダ観戦名物（いつの間に）、客席観察記に行っちゃいましょう。今日のターゲットは隣に座っていた高校生くらいの年頃のカップル。カップルで見に来てて片方のテンションが異様に低いという光景はよく見かけるけども、今日の低空飛行は珍しくも彼氏の方。彼女は片岡、中島両選手のファンらしく（共通点は若手成長株＋イケメン）、手作りの看板を携えての熱烈応援。相方は彼女が目の前であんなイケメン応援しててイヤじゃないのかなぁ
と彼氏の方に同情的。うちの場合はハゲのおっさんのファンだからいいけど
って、失礼な（怒） 私と和田さんは２歳しか違わないんだぞ。そういえば昨日『笑っていいとも！ 増刊号』で球場の弁当当てクイズをやってて、めでたく『和田べん』が出題されたのはいいが SMAP 中居正広が和田選手は僕と同い年なんですけど、ツルッパゲなんですよ！
とか思いっきり言ってた。ちきしょう、WBC で活躍できてたらこんな説明要らなかったのにっ。
さて、彼女が応援歌なんか歌っちゃってノリノリな間も彼氏は始終携帯電話を触っていたり、席を外して２イニングほど帰ってこなかったりしていましたが、６回くらいでついに荷物を携えて出て行ってしまいました。口論らしいものが聞けなかったのが残念。後に一人残された女の子、観戦しながらひざにリングノートを広げ、記名に使う細めの油性マーカーのキャップを抜いて、２つ離れた席からもよく見えるでかい字で何やら書きつけ始めます。見るとはなく目に入った文章は
Dear 中島選手vvvv
おちゅカレさまですvvvv…
…手紙 (@@;) しかもおちゅ
て。カレ
て。ていうか、そのノートどうする気だよ。破いてナカジに送る気か。授業中に回すんじゃあるまいし、もうちょっとまともな紙に書け。
それにしてもナカジ、もうプロ８年目くらいのはずだけど、結婚はしないのかなぁ…同世代でプライベートも仲良しの小野寺や赤田も去年結婚したのに。がっつり２枚目って感じではないけど今時っぽい可愛い顔で「相手に困ってる」ってことはないだろうから、遊び好きなのかなぁ
とかもっと別な趣味なのかなぁ（何）
などと要らんことを勘ぐってみる。
で、次の観戦は GW、ビジター行脚第２弾であるところの対北海道日本ハム戦だ。やっと桜が咲き始めるだろう北の果てまで応援に行って負けられたのではたまらない。頼むよ、西武ライオンズ。
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