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グダグダ野球観戦記 2009:前半戦総まくり(除交流戦)

おーひさーしぶーりでーす(ローテンション)。前回投稿時には残り 8 試合分アップする気満々だったんですが、結局今までだんまりになっちゃいました。何故かと言えば、単純に勝てないからなんですけども。昨日も TV 観戦ですが負けました。

今年の西武はとにかく中継ぎがダメ。守護神グラマンが肩の不調で帰国してからは、抑えもいなくなりました。要するに、先発投手がマウンドを降りたらほぼ負け確定。打線はそこそこ頑張ってるんですが、投壊を補うにはほど遠く……というわけで、2009 年 8 月 17 日現在の観戦成績は 18 戦 5 勝 12 敗 1 分。チーム自体の成績は五分五分にちょっと足りないくらい(有り体に言えば借金 1)ですが、土日のホームゲームに集中して負けているので、必然的にふうこたちも負けが込むことに。しくしく……休日しか観に行けないファンだっていっぱいいるんだから、そこはもうちょっとナニしてくれよ。

では、誰のためでもない自分の記録で、2009 年シーズン前半戦を総まくり。……あ、ちなみに交流戦はビジター行脚が多いので別枠で書きます。

2009-04-25 ● 2-3 対千葉ロッテ

のっけからあんまり覚えてないんですが……ヒーローが新里(しんざと)っていうルーキーだった試合か。3 点取られたウラに 2 点取ったけどそれまで、という。ここんところスポーツ新聞で同点に追いつくもとか○点差に詰め寄るもとかいう常套句が使われるような展開の試合が多すぎてホントに疲れます。

さて、この日の試合終了後には帝京大学プレゼンツ グラウンドウォークというイベントに参加しました。グラウンドウォークというのは文字通り試合終了後のグラウンドを歩けるという企画ですが、なんで帝京大が提供しているのか(ダジャレじゃなくて・汗)は分かりません。

実はまだ書けてないんですが、昨秋初めてファン感謝デーなるものに参加しまして。その場で昨季 4 度あった胴上げの輪にいつも交じっていた埼玉県制作のコバトンぬいぐるみを買いました。リンク先の LL サイズのやつです。全長 50cm。しかしこいつが素で不細工(酷)なので、お義母さんにユニフォームを作ってもらい、あれこれ着せたらこんなになりました(下写真)。

でかコバトン:type1

これが軽くギャル連に好評。何人かに写真をお願いされ、お花を頂いたりもしました。が、ちやほやする一方で何故コバトンがここにいるのか分かっていない様子だったのはちょっと残念。

グラウンドを見渡してみると、ビジターの千葉ロッテファンの方たちも多く参加されています。その中でひときわ目立っていたこの方に、コバトンとコラボしてもらいました(下写真)。

コバトンとマーくん

でかっ! マーくんでかっ!

お聞きしたところ、このマーくんは何年か前の千葉ロッテファンクラブの特別会員を対象にした入会記念品なのだそうです。着せているユニは子どもサイズの人間様用とのことで、いろいろスケールが違いました……。

2009-04-28 ○ 5-4 対福岡ソフトバンク

平日ですが、GW 休暇もらったんでお一人様観戦。久しぶりに勝った試合です。昨季は千葉ロッテにいたホセ・オーティズの再来日初出場でした。

オーティズと言えば、西武ファンには昨年 5 月 4 日、千葉マリンスタジアムの対千葉ロッテ戦で栗山の単なるライトゴロにグラブを投げつけ、規定による三塁打にしてくれたというお笑い守備が記憶に新しいのですが、今年もやってくれました。2 回表、西武先発岸に挨拶代わりの 2 ランをお見舞いしたそのウラに自身のエラーから始まる失点で試合が振り出しに。その後も終始ソフトバンク有利の展開ながら、相手の拙攻、拙守に助けられたごっつぁん勝利でした。しかし、本多までエラーとはたまげたな……こっちは目の前でボールのバウンドが変わったようでしたが。

あと、個人的には片岡・栗山コンビの重盗が見物でしたね。点には結びつかなかったけど……って、実際ダブルスティールが点に結びついたことってない気がするな。決まると派手なんですけどね。

そうそう、ちなみにこの日先発の西武・岸、開幕から無傷の 4 連勝となって月間 MVP 獲得も期待されましたが、結局開幕から無傷の 4 完投だった楽天・田中マーくんにかっさらわれました。新人王の時といい、いちいちマーくんが壁だね、岸くん。

2009-05-05 ● 3-7 対東北楽天

この日の楽天先発はルーキー・伊坂。……初物というイヤなキーワードが頭をよぎった、その通りの展開。西武先発の石井一久も出来が悪く、6 失点で 5 回持たずにマウンドを降りました。ちなみに残りの 1 点は岡本慎也。まーたーなーかーつーぎーがーー。

さて、これで相方は今季まだ 0 勝。負けたままで休日を終えてなるものかと、球場から出たその足で次の日のチケットを取るべくドーム前入場券売り場へ行ったら、窓口のお姉さんが

あの、たった今、フィールドビューシートの空きが出たんですが……

フィールドビューシート、いわゆる砂かぶり席。どの席よりグラウンドが近く、両翼合わせても 600 席余りしかない希少席種である反面、インプレー中はかなり鋭い打球が飛んでくることもある危険な場所。ついこの間も、他球場ながら砂かぶり席で硬球が顔面に当たって失明寸前の怪我なんて話があったばかりで、相方は怖いから嫌と常々……

じゃ、それで……

買っちゃった! 買っちゃったよ! ……次に続く。

2009-05-06 ● 3-6 対東北楽天

フィールドビューシートとコバトン

来ました! フィールドビューシートです。ボールが飛んできた時用に、ヘルメットとグラブを貸し出ししてくれます。グラブは一応キャッチボール用の自前があるので、ヘルメットだけ借りて被ります。……周りには被ってる人殆どいなかったけど。当たりどころが悪ければ、頭蓋陥没骨折なんてこともあるかもなんだよ? みんなよく怖くないなぁ。マジ格好とか言ってる場合じゃないって。ちなみに、上の写真ではフェンスの上にネットが張られていますが、試合前練習終了後に外されます。

さて、試合の方は……何をかいわんや。チャンスは何度もあったのに、ことごとく潰すか、最少失点で抑えられてこの有様。手元の記録にはないんですが、楽天の 6 点目は 1 塁走者が 1、2 塁間に挟まれている間に 3 塁走者がホームインするトリックプレーだったはず。

フィールドビューシートは、勝つとその日ヒーローになった選手がハイタッチしてくれるというおまけのある席なんですが、負けるとそういった恩恵もありません。お情けでブルペンに残っていた中継ぎ投手が帰り際にハイタッチしてくれるくらい。当然この日もお情けの方だったのですが、これがふうこたちにとって唯一の僥倖! というのも、例のコバトンを胴上げ時に持ち込んでいる張本人である星野投手が最後までブルペンに残っていたのでした。

フェンスに群がるファンのハイタッチに応じる星野投手に、相方が星野さーん!と言いながらコバトンを差し出します。星野投手はコバトンの顔を見てふっwと吹き出すと、ぺろんぺろんの右手(?)にタッチしてくれました。というわけで、うちのコバトンは星野投手公認ですことよ(違)。

2009-05-16 ● 6-4 対千葉ロッテ@千葉マリンスタジアム

ここまで今季未勝利の相方。捲土重来を期して再び千葉マリンへ詣でるも、ご覧の通りの結果。

今季土日の登板が多い(=勝てない)西武先発の帆足は、初回と 2 回に計 3 点を失うも我慢、我慢のピッチング。この日は味方の反撃もあって勝ち投手の権利を持って 7 回で降板したにもかかわらず、8 回ウラにまたも救援陣の崩壊。華麗に逆転されて終了でした。

ランビンの逆転タイムリーの打球が目の前のフェンスを直撃したとき、ふと横を見ると、うつろな目で体重を椅子に預けたまま呆然としている相方。……さすがに、こんな長い間勝ち試合が観られないことってなかったもんねー……。ということで、相方は未勝利のまま交流戦に突入。

2009-05-19 ~ 2009-06-21

交流戦は別枠で書きます。

2009-06-28 ● 5-7 対福岡ソフトバンク

リーグ戦再開の開幕カード。西武先発がワズディンと聞いた時点で行くの止めようかと思ったんですけど。というのも、今季ワズディンが投げた試合は全部グダグダだから。味方が取った分だけ取り返されたりとかさ。

案の定、この日もそんな展開。初回に 2 点の援護をもらって、今日は何とか、と思いきや 4 回に同点。その裏に取り返してあげたら 5 回にも失点。初めて生でファールポールに当たるホームランというやつを見ました。この、微妙に勝ち越されない感じがまたいやらしい。

で、紆余曲折あった挙句にオチは救援陣が誤算といういつものパターン。どんだけだよもう。

2009-07-20 ○ 4-1 対オリックス

7 月は何故か殆ど土日にホームゲームがなく、これが 7 月唯一の観戦。

対戦相手には申し訳ないけれども、本当に、本当に久しぶりに、最初から最後まで心穏やかに見られたゲームでしたよ。いや、怪我で戦列を離れていたカブレラも復帰してきて、決して楽に抑えられる打線ではないのだけど、西武先発の岸は打ち気に逸っている相手ほど手玉に取れるピッチングスタイル。初回こそ 1 点を献上しましたが、要所はびしっと締めて早くも今季 10 勝目を挙げました。

対するオリックスは、まぁ……何つーか、最下位のチームっぽいですよねぇ。攻めては初球を打ち上げて投手に楽をさせたり、せっかく出塁しても無理に先を狙って憤死したり。守っては三本間の狭殺プレーで、捕手が慌ててボールを送って走者に当ててしまい、ボールが転々とする間に失点、なんて切ないプレーもありました。先発に金子ちーを擁した必勝の布陣で、なんと勿体ない。……ま、似たり寄ったりの状況の西武側から言われたくはないだろうけど。うちの正捕手の細川なんか、2007 年のシーズン中に二塁走者を三塁で刺そうとして、ボールを放ったつもりが隣に立ってる打者のバットにガゴーン!てぶち当ててたもんね。しかも 2 回連続で。そこまでいくとむしろ感動もんですよ。


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