グダグダ野球観戦記:2006年盂蘭盆
- 2006-09-13 12:09
- 何のかんのと野球好き
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残暑ざんしょ。…えっと、いや、何でもない。大体今日の関東地方は雨だし。
それはさておき、今年は随分とスロースターターな夏でした。梅雨明け 2 週間ほどで暦の上ではもう秋になってしまいましたが、グダグダ観戦は続くよどこまでも。ということで、2006 年 8 月 12 日、対東北楽天ゴールデンイーグルス(ゴールデン
を忘れがち)第 13 回戦。どうも下位チームとやると一緒になってグダグダになりがちな西武なのですが、今日もまたキてましたよ… orz
今日も夏休み特別企画の『夕暮れナイター』。17:00 開始です。チケットはこの間の年間予約席と同じところから頂きました。お義父さんありがとう。でも今日は特典はなし。
西武の先発投手は先日めでたく 2 桁勝利を手にした涌井でした。が、9 勝で足踏みを始めてから 10 勝を達成した今に至っても内容がよくないのが心配。涌井が投げると捕手が銀ちゃん
こと炭谷なのがちょっと嬉しいが。
で、やっぱり涌井は全然だめで…。3 回表にさんざんランナーをためた挙げ句、リックに満塁ホーマーを浴びる。しかも来日第 1 号。その裏に味方の援護で 1 点差まで戻してもらい、立て直しが期待された 4 回表も連打で 3 失点。西武ベンチは早々に涌井を下ろさざるを得ませんでした。
そこら辺から両チームは怒涛の中継ぎ投入合戦に突入。が、お互いに四球だの失策だのでランナーを背負いつつ、相手の貧打に救われて 0 行進が続きます。…実は、この辺りでふうこはつまらないことで相方と喧嘩をしまして、テンションひくーい状態で試合を見ていたのであんまり覚えてない(汗) 7 回裏、6 番打者リーファーのホームランで西武が同点に追いついたところでやっとテンション上がってきましたが、試合の方は決め手を欠いたまま進み、ついに延長戦へ。観る方も観る方だが、やる方もやる方だ。
さて、10 回表のマウンドには今季から西武の守護神を襲名した小野寺が登場。7 月は 3 勝(ってことは如何に最終回の得点が多いかってことだ。もっと危なげなく勝ってほしいもんだ)4 セーブでパリーグ投手部門月間 MVP に輝きましたが、最後に投げた 8 月 9 日の対オリックス戦では 3 点のリードを背負って登板し、まさかの 4 失点でサヨナラ負けを喫しました。…どっち向きに期待すればいいんだか…。この日は 1 アウト 2、3 塁で大ピンチに陥ったものの、相手の凡打に救われて無失点。が、8 月の 1 ヶ月で合わせて 3 度救援に失敗し、プレーオフ進出を決めたチームに不安材料を残すのは後の話。
10 回裏のマウンドに上がったのは、こちらも楽天の守護神福盛。お互いにこのイニングが勝負
と読んだ采配、今頃になって緊張感の高まる場内でしたが、マモノはどうやらこの福盛に降りてきた模様。先頭打者赤田に四球を与えた後、続く銀ちゃんの代打で出た佐藤友亮とちょっとだけやり合ったものの結局敬遠。次打者高木浩之(とつい言ってしまうが、昨季末の高木大成の引退により現在同姓の選手はいない)の送りバントで再び 1 塁が空いたため福地を敬遠して満塁策をとり、片岡との勝負に…挑むはずが、何故か 1 球もストライクが入らずストレートのフォアボール。グダグダの極致、押し出しサヨナラ! マウンド上で呆然とする福盛を除いた場内全体がうへぇ~( ̄д ̄;)
という空気に包まれました。
前日失点に繋がる失策で投手の足を引っ張ったリベンジを胸に意気込んでバッターボックスに入ったはずの片岡、ヒーローインタビューは苦笑い。母親の誕生日でもあったそうで、打ちたかったんですが…
とごにょごにょしつつ、最後は半分開き直って打てて良かったです!(笑)
。いやま、選球眼も立派な実力だからね。よかったよかった。
しかし、ダラダラと長い試合だったなぁ…。後に上がった識者の感想を読むと、この日何が悪かったって球審が悪かった
というのが共通見解のようです。ストライクの判定が辛すぎてバッテリーがコーナー攻めのつもりで放った球が悉くボールになり、試合のテンポが悪くなったとのこと。福盛はある意味気の毒だったわけです。最近審判の「誤審」(というと語弊があるがとりあえず)が問題になっていて、ビデオ判定を
という声も少なからず上がっているけれど、人がジャッジするということの面白さと恐ろしさをもう少し大事にしてほしいですね。
で、次回以降の観戦記はいよいよ『ビジター行脚』関西シリーズ、福岡ソフトバンクホークスとの直接対決ほか 3 本(溜めすぎ)。刮目して待て。…興味のない向きはしばらく寝て待て。
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