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○ 4-2 vs 東北楽天

2008-04-05T14:00 西武ドーム

西武の先発は、ローテーション通り石井一久。開幕から 2 連勝、目下チームの白星の稼ぎ頭です。対する楽天は……田中将大。おお、マーくんか！ 生で見るのは初めてだけど、これは見ものだなぁ。

と思ったものの、目の前のこのマーくんからは、去年 TV でしばしば見かけたマウンド度胸をあまり感じないぞ……？ 所謂「2 年目のジンクス」というほどではないけど、何となくじじむさいというか。ま、野球に限らず、自分でお金を稼ぐようになってからの 2 年目っていうのは、半端に色々見えてしまって試行錯誤する時期なのですよね。頑張れマーくん。対西武以外で。

そんで、石井一は見たままじじむさい（笑）。開幕から比べると若干疲れが出てきたのか、ボール先行で冷や冷や、という場面もよく見受けられる。が、石井にはマーくんにはない年の功がある。それは「ここ」という時に三振を取る技術。西武は割と生え抜きを育ててチームを作る伝統があるので、石井を取ると聞いたときには出戻りのメジャーリーガーなんか取ってどうすんのと思ったものだけど、今の若干危なげな活躍（笑）を見ているとナベ Q が見込んだだけはあるのだなぁと変に納得したりもする今日この頃。

この日は、そんな二人がともに相手の拙攻に助けられつつ、何となーく最少失点に抑える展開。押し出しと、嶋捕手の打撃妨害で足を引っ張られたマーくんが苦しい状況ながら、石井も 8 回表にこらえきれない場面が。この回は何とかリードを守りきったものの、9 回表は昨年クローザーを降ろされて以来、目下ポジション模索中の小野寺に交代となりました。

で、何と今日のグダグダはここから始まるという。あと 3 人が遠い遠い……。1 イニングに 3 人投手をつぎ込む異常事態となりながらも、何とか無失点でゲームセット。全く、しょうがねぇな小野寺は……。ちょっといいかと思うとすぐこれだもの。

さて、こんな感じで試合の話はいい加減にして、今日のお楽しみは試合終了後。事前に申し込んだキャッチボールイベントに当選したので、相方と二人、昨オフに張り替えたばかりの真新しい人工芝のグラウンドへ足を踏み入れてきました。

新しい人工芝は、所詮「人工」ではあるものの、前よりはずっとましな感じ。ちゃんと毛足があるし、ふかふかしてるし。前の人工芝は「芝」っていうよりはゴム板に緑色の布を張っただけみたいな代物で、あまり選手の体を守ってくれそうにはありませんでした。実際、ダイビングキャッチなどをすると摩擦でユニフォームが溶けることもあったそうです。

そんな新しい人工芝の上で、相方の投げたボールを追いかけたり、相方の後ろで投げてる親子のボールを追いかけたり（笑）しながら 20 分ほどのキャッチボール。結構汗だくになって、心地よい疲れとともに帰途に着きました。写真は、駐車場へ向かう道すがらに撮った夕暮れに青く光る桜。この周りには数万本の桜が植えられているのだそうで、知る人ぞ知る桜の名所なのだとか。……確かにあちこちに咲いているが、花見が出来るような場所はあまり見当たらないぞ。