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グダグダ野球観戦記 2009:ホーム開幕の巻

最近、プレシーズンの巻でアップした新生西武ドームの記事にやたらアクセスがあって焦っているふうこです。そ、そんないい写真でもないのに。

さて、表題の件。今年のホーム開幕カードは 3 戦とも平日ナイトゲームです。会社の方はちょうど仕事が切れて悠々自適になったので、思い切ってお休みをもらいました。相方は仕事……というわけで、「お一人様」の観戦記は「続き」でどうぞ。

2009-04-07 ○ 8-3 対オリックス

ホーム開幕戦の日は、満を持して色々なサービスが解禁になります。当然どこも込み合うので、もうちょっと早く行こうと思っていたのに、何だかんだで 17:00 過ぎに到着。ちなみにプレイボールは 18:00。

まずはチケットレス取引の払い出し。窓口へ向かうと、結構な行列……。オープン戦の時にも起きていた現象ですが、チケットレス取引窓口が前売り券の発売窓口も兼ねているので、人数の割には列が捌けないのです。やれやれ、と思いつつしばらく待っていたら、前に並んでいた女の人がふうこの方を振り向いて全然進みませんねーと声をかけてきました。そうですね、と頷いて前述のことを説明しようとしたら、隣の列に並んでいたサラリーマン風の男性が突然そうですよねぇ! せっかく速いと思ってチケットレスにしたのに、こんなに待たされたら意味ないですよね!と球団職員に聞こえよがしの大声で割り込んできました。……。そいつのことは適当に流し、女性の方と、去年の開幕は寒かったけど今日は暖かいからいいとか、でもやっぱり夜は冷えるから服が難しいなんてなことをお話ししました。

何とかチケットも買えて、次はファンクラブの来場ポイント付与窓口へ。今年から NTT ドコモの携帯では『トルカ』で選手カードを取ることができます。職員がファンクラブ会員カードのバーコードを読んでいる間に携帯をリーダーに載せれば、1、2 秒でトルカダウンロード用アドレスを取得できるので、i-mode 接続してダウンロード。……しかし、そもそもトルカって何のためのサービス……?

次はファンクラブショップでお買い物。事前に通販で購入しておいたユニフォームに貼るアイロンステッカーが欲しかったけど、専用の列に並ぶ必要があったので帰りしなにすることにして、まずは 7 回裏と勝利時に飛ばすジェット風船を買いました。去年は 7 回裏用にブルー、勝利時用にホワイトの風船が売られていましたが、今年はブルーに統一されたようです。うーん。コスト削減かな。

では入場……の前に、球場前広場の特設テントで無料配布の応援フラッグを受け取ります。去年も何かというとフラッグを作って配布や販売をしてましたが、グリップが最初ウレタンだったのにそのうちすっかすかのスポンジになってしまいました。なので今年はどうかなと思ったらちゃんとウレタンでした。フラッグといえば、この間行った千葉マリンでも応援フラッグ(もちろん千葉ロッテ用)を配布してたけど、ふうこ思いっきり西武仕様の応援ルックなのに普通に渡されてちょっと困った。

そんなわけで、試合開始 15 分前くらいにやっと入場。が、イベントはまだあるのです。この間 2 連覇を達成した WBC の優勝トロフィーほかの展示。前回同様、今日から全チームのホームスタジアムを順に回っていきます。前回西武ドームに来た時は球場前広場のスペースでトレーラーのコンテナを使って展示していましたが、今回はちゃんと屋根の下、隣接する球団事務所 3F のイベントスペースを使用。三塁側スタンドと球団事務所は渡り廊下で繋がっているので(チケットがないと通行は不可)、まずは貴重品以外を席に置いてから、カメラ片手に見学へ向かいます。……が、大体予想はしてたが結構な行列。今から並んでたらプレイボールに間に合わなさそうなので、試合中、岸くんが降板したら来ようということでUターン。

席に戻ると、すぐにオープニングセレモニーが始まりました。まず国歌斉唱は、メインボーカルの土屋礼央がかなりディープな西武ファンである RAG FAIR。もちろんアカペラで、きれいなハーモニーでした。続いて始球式は、こちらも熱烈な西武ファンで知られる小倉智昭さん。還暦も過ぎたというのに結構な球が行ってました。さらに、同じく熱心な西武ファンで節目節目にメッセージを出されている吉永小百合さんのビデオレターも流れたのですが、これは WBC の展示から戻ってくる最中だったので見ていません。しっかし、何だこの身内総動員な企画。シーズン開幕とホーム開幕が違う日だと、縁もゆかりもないゲストは呼びにくいんでしょうか。

で、やっと試合が始まったわけですが、試合は途中まで接戦。西武先発の岸は 2 回表に 2 ラン被弾も、そこそこ締まった投球内容。オリックス先発金子も 4 回にちょっと崩れて勝ち越しを許した以外は好投で、あれよあれよという間に 6 回裏まで来てしまいました。わー困った。WBC の展示どうしよう。展示時間は試合終了までなので、そろそろどこかで行っとかないと……と、そこで金子に代わって登板した川越がオリックス的に大誤算。6-2 と点差が開いたので、7 回終了時点で、まだ岸くんは降板してないけど展示の方に行くことにしました。

WBC優勝トロフィー(2009)

これが今回の WBC 優勝トロフィー。……いや、前回と同じもんですが。前回は前述の通りコンテナで展示していて背景が暗かったので、写真を撮ると周りの人がやたら写り込んで困りましたが、今回は明るいところなので助かりました。向かって右隣には代表選手だった片岡、涌井、中島のユニフォームの展示。左隣にはおまけで(笑)プエルトリコ代表で出場したボカチカと、中国代表で出場した朱大衛のユニフォーム。飾り方が大雑把だなしかし。

第2回 WBC: 片岡のユニフォーム 第2回 WBC: 涌井のユニフォーム 第2回 WBC: 中島のユニフォーム プエルトリコと中国の代表ユニフォーム

一通り写真を撮り終わって戻ってみると、試合は 8 回裏の攻撃中。2 番打者栗山がライトフライに倒れたところでした。続く 3 番中島はショートゴロも、4 番中村が左翼線のラインぎりぎりをつく 2 ベースヒットで出塁。長打コースの当たりに西武ファンは大いに盛り上がりましたが、何故かグラウンド上は微妙な雰囲気。……まさか誤審……? と思ったけど、特に訂正もされずそのまま試合続行。次の日に新聞を見たところ、この時の中村の打球をボールボーイがファールと勘違いして、インプレー中に回収してしまったのだそうです。というわけで、記録はエンタイトル二塁打。……ふうこが座っていた三塁側内野席からはボールボーイは全然見えなかったからなぁ。

さて、西武はそこから連打で 2 点を追加、8-2 とオリックスを突き放します。3 塁側ブルペンでは西武の守護神グラマンが投球練習中でしたが、点差が開いてセーブ機会が消えたためお役御免。代わりに 9 回表には岡本慎也(今季より登録名を真也から変更)がマウンドに上がりました。が、軽くピンチを招いて 1 失点。しゃきっとしない幕切れながら、ホーム開幕戦の勝利をものにしたのでした。

試合終了後、3 塁側入場ゲートを出ると、空には桜吹雪が舞っていました。……入場口付近の売店の屋根の上で、黒子がエアポンプのようなものを使って一生懸命紙製の花びらを吹いてます。ライブの演出のエアバズーカのようには遠くに飛ばないので、黒子の前方 3m くらいの所にかたまって降り積もっていて、踏んだら滑ってこけそう。想像より地味〜〜なその演出をしばらく見物して、試合前に買えなかったアイロンプリント用の背番号ワッペンを手に入れてから帰途につきました。

いやはや、岸くんもオープン戦の頃はどうなることかと思ったけど、大丈夫そうだね。慎也がピリッとしなかったのがアレだけど、まぁ勝ったからいいか……などとひとりうきうきと考えるふうこ、その後岡本をはじめとする中継ぎ陣が終盤に僅差を守り切れず崩壊する場面を何度も目撃することになるとは知る由もないのでした。ちーん。


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