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ユニコーン『ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン』

まだまだ続くふうこの音楽ログ。てーか、何、まんま排泄物だけど。

ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン

で、もしかしてこのシリーズでオリジナルの邦盤は初めてか? 30代に手が届いている皆さんには説明不要かと思いますが、奥田民生さんのいたバンドのベスト盤です。

この人たちは広島の出身で、しかもバンドの前身は大学の音楽系サークルなんだそうで、ふうこ的には奥田氏を中心に歌以外の余計な情報をいっぱい持ってるバンドでもあります。

このアルバムは曲が発表順に並んでるんですが、こうして聴くとバンドの変遷と曲調の変化がいやんなるほどシンクロしているのがよく分かります。メロディアスなロックバンドとしてデビューし、サラリーマンの悲哀を明るい曲調で歌って人気を博した後、モチーフは変わらないのに雰囲気だけどんどんダウナーになっていくという。本アルバムのラストを飾る『すばらしい日々』は、一度でも人生に憂いを感じた時期があった人なら例外なく引きずり込まれるでしょう。てーか、この曲をベストアルバムの最後に持ってくるというのは、嘘がなさ過ぎて痛々しい。実は、個人的には通して聴くのにちょっと覚悟が必要なアルバムだったりします。

で、後は例によって思い出話ですが。ふうこがユニコーンを知ったのは、NHK『Just Pop Up』で『I'm a Loser』を観たのが始まりです。これ、すごいいい番組だったよなぁ。毎回ビデオクリップと見紛うようなセットを用意してたもんな。…で、肝心のユニコーンさんは床と壁の境目を消した何もない真っ白なセットで、民生くん床をごろごろと転げまわってました。当時 TM ネットワークを目当てに同番組を観ていたふうこは正直ドン引きでしたが、同級生にはこれでつかまれていた人も多く、そのうちすぐに『大迷惑』がヒットして世に広く認知されました。ビデオクリップでオーケストラと競演したのがワイドショーなんかで大きく取り上げられてた気がします。

あと、ふうこが高校生の頃、お姉ちゃんが民生くんと同級生だったというクラスメートのルートで民生くんの高校の卒業アルバムが回ってきたことがあります。集合写真、一人だけ茶髪のソバージュでやんの。若気の至りね。あと、受験に受かるおまじないとして好きな人の家の表札を取ってくるというはた迷惑なものが流行りまして、民生くんの実家も結構被害に遭ってたようです。あ、ちなみに民生くんのおじさんは市議会議員などされている方で、何の選挙だったか忘れましたが、一度民生くんが応援演説に出て大騒ぎになりました。何しろ広島ですから、東京と違って人気タレントがこんなところに現れるなんて殆どないんです。が、結局そこに集まった人の殆どが選挙権持ってなかったという。

ね? ふうこのユニコーン情報、下らないネタ満載でしょ。


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白ブー on 2008-01-31T20:27
パッヘルベルのカノンって落ち着く曲ですよねー
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