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Extreme『Pornograffitti』

これも大学時代にサークルの仲間の間で流行りました。4枚オリジナルアルバムを出して解散したロックバンドで、これは2枚目。

ポルノグラフィティ

ぱっと聴いた感じではファンクメタルっぽいですが、メタル寄りにうまく融合している感じです。ジプシーの出身だというヌーノ・ベッテンコートの独特のリズム感とメロディラインをもつ馬鹿テク(笑)ギターリフがメタルキッズのハートを鷲掴みでしたが、ビルボード的には(うおっ久しぶりに言った、「ビルボード」なんて)アコースティックナンバーの『More Than Words』が売れたくらいでしたかね。内輪ではアメリカではバラードがよくないと売れないみたいな話をまことしやかに語ったりしてました。

ふうことしてはこのアルバムも好きですが、4枚目の『Waiting for the Punchline』もかなり好きです。ちなみに、1枚目と3枚目は聴いたことすらありませんけど。

が、この4枚目というやつがもう、本作でExtreme マンセーだった人が全然待ってない方向にぶっ飛んだしろもので。4枚目のツアーの時に広島でライブを観る機会に恵まれたんですが、ボーカルのゲイリー・シェローン(シャローンとかシェローネとか、カタカナの選択肢が多すぎて困る名前だ)のバレエダンサーのような動きにキョトンとし、ヌーノのソロで思い切り盛り上がる普通のメタルキッズ達との距離感が痛々しい限りでした。一番盛り上がったのってアンコールにやったチープトリック『Surrender』だったような。で、結局4枚目でオチがついたと。お後がよろしいようで。


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