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OEに未だかつて聞いたこともないようなだっさい不具合

電子メールソフトの Outlook Express で「メールの分割送信」を設定していると、送信メールの BCC アドレスが送った人・送られた人全員に丸見えになってしまうのだそうです。

そんなバグを埋めているというだけでもだっさいことこの上ないのですが、さらにダサさを際立たせているのが記事中にあるMicrosoftでは,この問題が深刻な影響を及ぼしていない場合には,今後公開する予定のInternet Explorer(IE)6の新しいサービスパックを待つように勧めているという一文。通常の操作を行っているだけで見えてはいけないものが見えてしまうというのは情報保護の観点から言って激しく深刻。企業間でやりとりされるメールで発生すれば、下手すると信用問題に発展するほど重大な過失になることもあります。そうでなくても、悪意を持ってちょっと誘導すれば、無知なる相手に該当事象の発生するメールを送らせることだって簡単にできるのだから、問答無用でパッチを当てさせるべきだと思います。ウイルスの類のみを「深刻」と認識する企業態度には疑問を感じます。

Microsoft といえば、会社の WinXP に入っている MSIE 6.0 SP1 にパッチを適用しようとするとこの修正プログラムをインストールするには Internet Explorer 6.0 Service Pack 1 が必要ですとか言い出すのは何なのか。当てさせたいのか当てさせたくないのか。どっちなんだ。


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