the world loves the wannabees.

手続きは簡単なような、面倒なような。まず、提携店の Web サイト で買い取りの申し込み。買い取り対象リストから自分の売りたい機種を探して申し込むわけですが、これが大いに手間取った。ひとくちに「PowerBook G4」と言っても世代やらスペック違いで20種類近くあるので、型番と基本的なスペックで対象機種を特定しなければならないのだけど、peebee ちゃんは BTO だったので型番が通常品と違う。ハードディスク容量やメモリ容量も通常品と違う。他のスペックは該当が多すぎて区別がつかない。唯一の手がかりは例の「別名」だけど、別名はリストに載っていない。結果、別名と通常品の型番が並んで表示されているサイトをググって探すという迂遠な手続きを経る羽目に。……Apple 面倒くさい。

次に、キャンペーンの適用を受けるために MacBook Pro の発送通知メールを印刷。ぐっ……Emacs から印刷……。大方の予想通りまともに出やしなかったので、メールファイルをコピーして .eml 拡張子つけて Mail で開いて印刷。あと、キャンペーンサイトからダウンロードしてきた申込書の PDF も印刷して、手書きで必要事項を書き込み。といっても、こっちは MacBook Pro の注文番号と買い取りの予約番号と氏名のみで、大した手間ではない。さらに、本人証明のために運転免許証もコピー。

ドナドナされる本体の方は、OS をクリーンインストールして、表面の掃除をして（なんか水滴の落ちた跡みたいなのが取れなかった……）、備品を揃えて買った時の箱に詰めて、上で揃えた書類一式を同封。……あ、記念写真撮るの忘れた。個人情報の記載のある書類は同封しないようにということで、マニュアルとインストール DVD 以外はすべて破棄。

そうして、買い取り申込時に指定した日、peebee ちゃんは異人さん宅配便の兄さんに連れられていきました。午前中って指定したのに、来たの 13 時前くらいだったなぁ。

査定結果は 1 営業日後くらいで送られてきました。購入時は約 25 万円だった peebee ちゃんですが……ぶっちゃけると、16,000 円ちょい。元々の買い取り上限もかなり低く、キャンペーンと BTO の分でちょっと色がついたものの、バッテリがへたり切っていた（査定通知には謎の専門用語で表現されていた）のでチャラ以上さっぴかれました。実際の振込金額は、振込手数料が引かれてさらに少なくなります。

買い取り価格のあまりの安さに相方は（いつものように）実家に持って行けばよかったのにと言ってたけれど、何しろ PowerPC だからねぇ。新しい周辺機器買ってもドライバ出ないし、今となってはそれほど速くもないし。面倒のほうが多いのに、PC のことがよく分からない実家に押しつけるのもナニかと思って止めたのでした。結局、買い取り価格にもそーいう煮ても焼いても食えない感が反映されているのよね。

ともあれ、peebee ちゃんの積年の働きに大いに感謝、そして少しため息。