映画『機動戦士ΖガンダムIII 星の鼓動は愛』舞台挨拶ログ
- 2006-03-07 00:14
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日常生活というのは、余裕があるようでいて意外に余分なことをする隙間が少ないと感じる今日この頃(何)。そんな日常の隙間を何とかしつつ行ってきましたよ。ついに劇場版3部作の最終作です。
例によってうろ覚え+抜き書き+意訳ですのでよろしく。
概要
- 日時
- 2006 年3月4日 16:30 の回上映開始前
- 場所
- MOVIX さいたま Theater 11
- 登壇者(順不同敬称略)
- 富野由悠季(総監督)、飛田展男(カミーユ・ビダン CV)、古谷徹(アムロ・レイ CV)、池田秀一(クワトロ・バジーナ CV)、島田敏(パプテマス・シロッコ CV)、新井里美(ファ・ユイリィ CV)
登場
MC の女性の紹介で、舞台上手から新井氏、飛田氏、池田氏、島田氏、古谷氏の順で登壇、最後に富野氏入場、池田氏と飛田氏の間に入る。
新井氏は体にフィットする白いスーツ。登壇者に背の小さい方が多いので比較対象に自信が持てないが(汗)、女性にしては上背があるのかも。飛田氏はミリタリー風ロングジャケットにジーンズ。ジャケットがちと大きいような。あと、珍しくキャップをかづいていらっしゃる。アジャスターがある辺りにしっぽ(?)がついてて、きびすを返す時などにひらひらしていた。池田氏は白いジャケット、黒いパンツにやっぱり中がピンクのYシャツ。島田氏は黒いスーツ。初めてご尊顔を拝したが、おしゃれな印象を受けた。古谷氏も黒の上下。スーツではないと思う。富野監督は、モノトーンの大きなストライプが入ったジャケットにキャップ。公の場では何度か見た服装かと。
サブタイトルを語る
富野最初つけた『三つ巴』という仮タイトルは、僕から見て『いかにもガンオタ』という感じのスタッフから
あんまりだ
という声があった。それでいくつかタイトル候補を並べて彼らの様子を見たとき、『星の鼓動は愛』で得心がいった顔をしていた。自分としては恥ずかしいタイトルだと思ったが、こういうロボットアニメでも、映画になったらこういうタイトルをつけてもいいんだと気づいた
うーん。名乗る方は恥ずかしい、というのはまぁそうかもしれないが、ロボットアニメの映画化だと有名どころで『超時空要塞マクロス』は『愛・おぼえていますか』だし、ご自身の『めぐりあい宇宙(そら)』も相当のもんだし(汗)、ロボットアニメファンにとってはむしろ伝統的なセンスだったりしないだろうか。
声優たちに印象を聞く
飛田監督からは
TV 版は忘れてくれ
と言われているので、TV 版と比べてどうこうということはありませんでした。ただ台本と…(ここで謎の間)映像から感じて、ぶつかっていった結果が出ていると思います。結果、かわいい
とか素直だ
とか、20 年前は考えられない感想が聞かれるようになりました。見返してみると、当初監督が仰っていた明るく、元気なガンダムにする、カミーユにする
という言葉がよく実感できました。
池田ファーストガンダムから 27 年。シャアというキャラクターに出逢えてとても幸せだと思っています。もうすぐ 30 年なので、後3年は生きていたいです(笑)
最後のコメントにリアクションを取れきれない観客に、若々しいシャアとして後3年生きていたいということですよね
と富野氏フォロー。そういうことなので、ライブなシャアは見ないように
。ひどいな(笑)
島田こんな感じかな
程度の認識ではとてもできない作品だった。現場には和やかな中にもぴんと張りつめた緊張感が漂っていた。こういう作品に参加できて嬉しかった。ありがとうございました。
島田さん。過去形にしちゃうと場が閉まってしまうのですが…
古谷こうして見返すと、Ζはファーストからつながって『逆襲のシャア』へ続いていく作品だったのだなと。
富野だからアムロには大活躍してもらわなきゃいけなかったんですよ。
古谷…(汗)気をつけてみないと分からないですよ…
どっちも嘘である。古谷氏、さすがにいつもの主役体質コメントは鳴りを潜めていた。新井氏は最初の挨拶以外コメントなし。映画版で初めて参加された方の話も聞いてみたかったんですがね。
後は富野氏が映画に対する思いなどを語って(多分殆どメディアに既出)、終了。
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