the world loves the wannabees.

クラウドベリー・ジャムと言えば、１枚目のアルバムが日本で発売された時に早速来日ツアーが組まれて、ふうこは一人、広島から大阪まで日帰りでライブを観に行ったんです。

が、当日ボーカルのジェニーの体調は最悪。風邪で熱は出るわ喉は痛めてるわで、楽屋などでは血反吐を吐いていたそうです。それでもちょこちょこ休みを挟みながら40分ほど歌ったものの、ついにメンバーは袖にひっこんでしまい、代わりにプロモーター（とおぼしき人）が出てきて

明日、三角公園にメンバーが来ます。直接みんなに会って話したいと言っているので、都合のつく方は是非いらして下さい。

…ひどいいい(;_;) 次の日は抜けられない授業があったし、懐も心許なかったので泣く泣く帰りました。スウェーデン人のくせに風邪って何だよ！とか理不尽な怒りを振りまきつつ。

てな感じで切ない思い出があるクラウドベリー・ジャム、せっかくの新譜なのに１枚目の思い出話ばっかりしとりますが、今回のアルバムは…というと。

あまりにも変わってなさすぎて、言うことがない。大体そのジャケとタイトルのセンス、いつまでそんなので商売する気か、という。楽曲も常にハイクオリティと言えばそうなんだけど、なーんも引っかかりがない。『Walking In My Sleep』や『Elevator』を初めて聴いた時の衝撃を待っているんだけどな…。