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ふうこ的「あたしンち」:映画編

SF 映画の古典ですが、どっちかってーとホラー的なキモさで有名な感のあるこの映画。映像方面では痛い系やキモ系が思いっきしダメなふうこも(どのくらいダメかって言うと、その辺で売ってるゴム製のゾンビマスクを見るのもダメ)、この映画は異様に印象に残っています。何故かと言えば、また実家の母です。

この作品はリンク先でめけ。さんが言われている通り、ただキモいだけでなく人間の哀しみがよく描かれています。中でも出色なのは自分の体の変化におののきつつも科学者としての好奇心に抗えず、その記録を克明に残そうとするシーンです。ビデオカメラで自分を録りながらハエの摂食方法を「実演」する科学者。歯がすっかり抜け落ちた口から消化液を吐き出し、液で溶けた部分をすする様を淡々と説明しながらふと我が身を振り返り、…ああ、情けないとつぶやきます。

が、一緒に TV を観ていた母、そこで何故か大爆笑。びっくりして何がおかしいの??と訊くと、だっておかしいじゃない、自分でやっといて『ああ、情けない』とか言って…(なおも爆笑、涙まで流し始める)

確かに彼の行動は可笑しいが、そこは可笑しみと共に哀れを感じるところだろう。可笑しみばっかり勝っちゃってるじゃないですか! しかも、絵的にはとても笑えるとこじゃないよ!

怖くないのかと訊いたらだって作り物じゃないの。作り話なんか怖くないと答える母。理解できねぇなぁ…

ていうか、映画の好みがどうこう以前に、姑からのお歳暮(お中元)、何がいいかしら?という質問にすら何も参考になること言えないや。これに限った話じゃなかった。


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