the world loves the wannabees.

だって、生きていれば嬉しいことも嫌なこともあって、「日記」を書くとなったらそのどちらとも向き合わざるをえないわけです。嬉しいことならいいけど、嫌なことだった日には…なるべく思い出したくないのに、印象が強いだけにその日全体を振り返る過程で勝手に思い出してしまいます。相当苦痛です。そんなネガな感情と真正面から向き合う精神力なんて、どんなんだか想像もつきません。で、本格的にイヤなことは当然次の日もその次の日も思い出すのがイヤなので、気持ちが吹っ切れるまで待っている間に失われてしまうのは「日記を書く習慣」そのものというわけだ。

とはいえ、ふうこ今年は積年の悩みであった物忘れのひどさを補完するべくスケジュール帳に今日の出来事をちょろっと埋めるというのをやってみたんです。が、この年の瀬にしげしげと読み返してみたら、案の定指紋すらついてないページが…しかも月単位で。ヘルスカレンダーですら空いてるところがあるからなー…１ページに1年分のマスがあるだけなのに。ていうかこれって女の身には便利だ。これが欲しいがために今年も会社から同じスケジュール帳もらったよ。また来年もできないなりに頑張ろう。

って、すっかり本題から外れてしまいましたが。考えてみれば、元々ふうこは日記を書く時にすら虚飾を盛り込みがちだったりします。別にきれいな嘘がほしいわけではないけれど、どうしても「後から読み返したいもの」を書きたくなってしまう（結果的にそういうものが書けるかは別として）。ちなみに中学生の頃、数学で授業の復習ノートを提出させられていたのだけど、ふうこはきれいに書くのに拘りすぎてなかなか完成しませんでした。おまけに生徒一人の拘りなんぞ置き去りにしてに進む授業のメモは書き直す手間を惜しんでテキトーにしか取らず、先生の意図を台無しにしてたり。

そんなふうこですから、今 Web 上で書いているものは多分、日記じゃなくておしゃべりなんでしょうな。しかもすんごい自分の話ばっかりの。友達とリアルで会っていて延々自分のことばっかり話していたのではそのうち誰も聞いてくれなくなるけれど、Web に適当に突っ込んでおけば読んでくれる人は自分のペースで読んでくれるし、読みたくない人はスルーしてくれる。仲間内で話しても誰も分からないネタでも、全然知らない人が相槌を打ってくれたりする。書きたいことがない時はしばらく放置で構わない。誰かに言いたい、けど誰も聞いてくれなーいという時にはとりあえず書いておくと誰かが（多分）見てくれてる。

つくづく、いいもん見つけたなぁと思う今日この頃。