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画期的すぎる差し止め命令

おおお。何というフットワークの軽さ。

たとえば日本でこういうのに差し止め命令を出そうと思ったら、まず Twitter に問題のアカウントのアクセス情報を提供させて該当者の ISP を割り出し、次にその ISP へ行って問題のアカウントへアクセスしている者の住所氏名を開示させてから、もらった住所氏名に向かって郵便を出すっていう、極めて迂遠な手続きをとらなきゃならんわけだ。本人にとっては大事なことだが、傍から見たらたかが一人の人間(複数かもしれんけど)に一介の Web サービスを止めさせるだけのことに、何人の人間を動かさなきゃならないのか。現実世界に拘泥している限り、ネットの先にいる人にはリーチできない。内容証明郵便を出さなくてもいいことが、どれほどエポックメイキングであることか。

さらにもう一つ、ふうこがすごいと思ったのはこのくだり。

Griffin Lawのアンドレ・ウォーカー氏は、高裁がアカウントを取得したら、差し止め命令の対象となる匿名のTwitterユーザーにメッセージを送るとしている。

Twitter の仕組みはよく知らないけど、相手に直接メッセージを送ったりもできるんだよね? 要するに、この部分は差し止め命令を出すにあたって特権発動して Twitter の運営側に何かさせるのじゃなくて、裁判所が Twitter のアカウントを取って、一ユーザーとして差し止め相手にメッセージを出すって言ってるわけだ。考えるだに長閑

もちろん、差し止め命令の出し方について法的な有効性を争うことになれば運営側の協力が必要だろうけど、これで本当に始末がつくのなら、世界が変わるね……。ほんとすごいや。


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