Perfume『Baby cruising Love/マカロニ』
- 2008-01-21 19:31
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ええ、2008 年も相変わらず聴いてますよ Perfume。去る 2008 年 1 月 16 日に発売されたばかりの両 A 面シングルです。発売日が待ち遠しかったのなんて久しぶりだわー。とはいえ、今回は(って前を知らんけど)発売日前にあちこちの TV に出たりラジオでかかったり着うたが先に出てたりナニしたりで、聴いた瞬間の新鮮さはそれほどなかったんですが。
で、『Baby cruising Love』。腰を据えて聴いたのは CD が初めてだったのだけど、まず A メロのバックの音のがら空きっぷりに驚きました。このジャンルの楽曲でよくこんだけ音を抜くなぁ。中田某という人はきっとピアノあがりの音楽家なのだろうな。
曲はミドルテンポであることもあって『ポリリズム』ほどがつっと盛り上がる感じではないのだけど、Perfume ならではの、つやつやと儚く光るしゃぼん玉のような音はやはりいいなぁと思いました。……よく読んでも歌詞の意味が全然分からないけど。大体タイトルの英語破綻してるし。何とか意味を取ろうと思って love における cruising ってどういう意味があるのか英辞郎に当たってみたら
〔セックスが目的の〕男[女]あさり◆ゲイに対して使われることが多い。
わおぅ、どう考えても全然意味違う! ……まぁ、雰囲気のみだってことはよく分かった。いいやそれでも。かわいいから。
『マカロニ』はさらにテンポが落ちて、冷たい風が吹く街の中、互いの温度を近くに感じながら歩む幸せをかみしめる曲。幸せの只中にありながら、恋愛中の絶頂感からはどこか距離を置いているような雰囲気が印象的です。が、現役女子大生(しかも二十歳前)は彼氏と冬の街を歩くときにこんな諦観に囚われちゃいないと思うので、多分ふうこは何かを読み違ってるんだろう(笑) ま、別に誰かが何かを考えて仕掛けてるもんじゃなくてもいいのだ。Perfume は誰かが仕掛けた以上の「何か」でここまで来てると思うから。そんな Perfume と、私はどこまで寄り添って過ごしていくのだろうか。
てなことで、ふうこ的にはそろそろ一山超えた感のある Perfume 萌え、好きなものから緩やかーに距離が開いていく気配とアクリルのような質感の歌声がシンクロして、何故か恍惚とするふうこなのでした。いや、だってほんとに久しぶりなんだもん、気に入ったアーティストをリアルタイムに楽しむのがさ。遠ざかると言っても、きっと 2 枚目のアルバムが出るくらいまでは聴いてると思うし。
蛇足ながら、この記事は最初からトラックバック受け付けません。キーワードが同じってだけで無差別に送ってくるやつからしか来ないのが予想できるんで。そういうんじゃなくて「同じ曲の感想を書いている記事に送る」という人もいるのは知ってるんですけど、正直他人の感想にはそれほど興味ないんで、どうもすんませんね。
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