お盆ですなぁ。
- 2005-08-15 00:05
- 日記・与太
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巡回先で亡くなった方を偲ぶ話もちょこちょこ出てくる中で、驚愕の記述を発見。
私の住む地域ではお通夜→火葬→葬儀の順に行われますけれども、東京などでは火葬と葬儀の順が逆だと聞いたことがあります。
なんと! 焼いた後で葬儀ですか!(‾□‾;)
ふうこ実家は広島ですが、東京と同じでお通夜の次の日に葬儀があって、葬儀の最後に出棺
といって、ご遺体を火葬場に持っていく出発式のようなものがあります。出棺と言えば、有名人や大きな事故や事件の犠牲になられた方の葬儀の模様が TV で流れる時は大抵流れるシーンな訳ですが。最近だったらプロレスラーの橋本真也の葬儀とか…語弊を恐れずに言えば、ひとつのエンタテインメントショウですよな。でも、トルキーさんのところは葬儀だけ出た人は出棺を見られないってことなんですよね。うわー。何か手順が分からない。
で、広島ならではの風習といえば、あの辺の浄土真宗の門徒は特に安芸門徒
と呼ばれていまして、お盆に盆灯籠
を墓に飾る風習があります。
灯籠は竹製で、灯籠
と言いつつ火種を入れるところはありません。通常は赤や黄色や紫の和紙が張られていますが、初盆の方は白い和紙を貼ったものを使います。最近はコンビニで盆灯籠を売っているのを見かけることもあります。…といいつつ、うちは両親がどちらも浄土真宗の檀家ではないのでやったことないですが。そういや、なすびやキュウリで馬を作ったこともないです。
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早朝の出棺であっても近所の人が見送ってくれるので、寂しくはないです。
で、帰ってきてから葬儀です。
そして今夜、精霊流しみたいなかんじで、初盆の家からはミニチュアの舟を流します。
初めてあの世に帰るときはゴージャスにするのでしょうか…
ただ、地球環境保護が叫ばれる昨今、川に物を流すのはいかがなものかという意見もあり、あまり沢山のお供え物をのせることはできなくなりました。
地方によっていろいろですね……。
早朝の出棺ですか。
それも風情があるというか、よりしんみりと故人を偲ぶ雰囲気がいいですね。
葬儀の時は葬儀用の飾り棚にお骨を置いているんでしょうか。
関東では葬儀に出たことないのですが、広島では棚の前にお棺を置いて、葬儀の出席者が飾ってある菊の花をもいでお棺に入れます。
…火葬の時に燃えにくいからあんまり入れるなとか言われちゃいますが。
あとは、お顔に触ってあげると成仏できるとかで、みんなで顔をさすってあげます。
あれやこれやがみんなお棺があってこその儀式なんで、お顔を見られない葬儀って不思議です。
…なきゃないで、それなりのことをするだけなんでしょうけどね〜。
舟の話もとても興味深いです。
本当だったら仏さんが手みやげにしてこの世から消えるはずのものなんですけどね(^^;
現実は厳しい。
秋田は実は異端…?と思ったらばyuki。さんのコメントで安心しました。
東京式(?)ですと葬儀と火葬が同日に行われるようですが、こちらでは別の日ですね。で、葬儀のあとにそのまま納骨したり。
…と知ったかぶりしましたが、実は葬儀に出た経験が1、2度しかないので親に又聞きが大部分です;;
そういえば「出棺です…(しんみり)」というの、テレビで見たことありました。
どうも初めまして。
直接お話させて頂くのは初めてでしたでしょうか。
そんな状態でいきなりトラックバックを送ってしまいましたけれども(-_-;
なるほど、火葬と葬儀を別の日にやるんですね。
そっちの方が合理的と言うか…
というのが、実家の祖父が亡くなった時、普通に通夜、葬儀とすると日が悪い(大安とか仏滅とかいうやつ)とかで、祖父は3日間くらいお布団で寝かされてたりしまして。
季節が冬だったからよかったけどさ…<ってオイ
納骨は大体四十九日を待ちますが、初七日は火葬から帰ってきてすぐにやったりします。みんなそんなに仕事休めないですからね。
それにしても、こういうしきたりの話って現実的な話と変に伝統を重んじる部分が入り交じって、色々と面白いもんですねぇ。
ワタシのバージョン(?)は鳥取版です。
(関東もこのパターンが多いようには聞いてますけど)
やはり時間的合理性重視のような気がします。
火葬は火葬場の都合で、葬儀はお寺さんの都合で決まるので、別の日にやることもありますが、うちの場合はこちらの都合を押し切って(翌日が友引だったこともあり)同じ日に慌しくやっちゃいました。
枕花を棺に入れるとか最後の別れとかは親族だけでやります。
でもって、葬式にはお骨と位牌(白木に戒名を書いたもの)と遺影を置きます。
そうそう、昨夜は例の舟を流しました。
10艘くらいのとりどりに飾り立てた舟を、家人がザブザブ真っ暗な川に入ってなるべく川の中央に追いやって……出来るだけ長く流れたほうがいいので、川の中央まで追いやろうとして、うちの妹と従兄弟は胸まで使ってました……。
写真を撮りたかったのに、うっかり忘れてしまい、無念。
なんと、山一つ(てほど昔の距離感では近くはないけど)越えたらそんなに違うんですねぇ。
お骨と位牌だと、有名人が葬儀とは別でやる「お別れ会」みたいな感じになるんでしょうか。
それで、今年の yuki。さんちはお舟を流されたんですね。おつかれさまでした。
どなたかは存じませんが、きっと無事に帰られたことと思います。
>胸まで
おやおや、川に入る時は十分お気をつけて(^^; いきなり深くなったりしますからね〜。