バレンタインデイにまつわる昔話
- 2004-02-14 19:39
- 日記・与太
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本日はお菓子会社の陰謀成就記念日、ということで少々昔話を。
ふうこが以前勤めていた職場での話ですが、あるバレンタインデイの時に女性でお金を出し合ってチョコレートを買うことになりました。が、その職場は男性 50 人に対して女性が5人、という男所帯。いくら義理チョコでも一人頭 2000 円くらいになります。50人の中には管理職の分など、他とちょっとだけ差を付けたものもあったので、結局 2500 円くらい出したでしょうか。本命にさえこんなに出したことはありません(笑)
買うのもまた大変で、仕事の合間を縫ってみんなで混み合うデパートの地下売り場に行って大騒動でした。何しろこの機会を逃すと期日までには2度と買い足しに行けないような仕事なので、売り場の隅っこで数の過不足や管理職分の重複がないかチェックしてて訳分かんなくなったり、手分けして買っててはぐれそうになったり。「何も全員で行かんでも」というのも尤もな話ですが、50 個のチョコレートはまず一人では持てないし、買いに行く人と行かない人に分けてしまうと行く人が確実に負担なので、誰も「行かない」とは言えなかったのでした…。
さて、そんなこんなで1ヶ月後。ホワイトデイの日が近付いてきました。ふうこの向かい側に座っていた男性社員のところに新人の男性社員がやってきて、こそっとお金を要求しています。ホワイトデイ用の徴収のよう。その社員は私の探るような視線を気にする様子もなく、こちらにばれないか気が気でない雰囲気の新人に向かって「すまん、細かいのしかない」と言って 10 円とか 1 円を出しておりました。
ホワイトデイ当日に手元に届いた品物は、確かに一般社員にあげたものからすれば3倍返し分くらいありました。管理職からはそれとは別にお返しがありましたし、別に損したとか、そういうことを言いたい訳じゃないんですが、何か不条理を感じてしまうのは何故…。
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